【鳩よけ】しつこくベランダにやって来る鳩との戦いに負けた人間の記録(お支払い編)
2023/02/19
鳩駆除業者がやってくる日。ベランダを見ると母鳩は相変わらず卵をあたためていた。
もはや情が湧きかけているのだが、そんな甘いことを言っていてはいけない。このままでは近隣住民にも迷惑をかけてしまうし、何より鳩は朝からうるさい。
コンクリートジャングルに住む以上、人間は人間を暮らしを鳩から守らなければいけない。
【前回】しつこくベランダにやって来る鳩との戦いに負けた人間の記録(カウントダウン編)
【前々回】しつこくベランダにやって来る鳩との戦いに負けた人間の記録(事件発生編)
目次
鳩駆除業者がやってきた
8時30分ごろ、鳩駆除業者から到着時間の連絡が入り、その後ほぼ時間通りにインターホンが鳴る。鳩駆除業者にベランダの状況を見てもらいつつ、料金のこと、その後やるべきことなどを聞いてみた。
鳩駆除の料金について
卵を駆除するには役所への申請が必要らしく、個数によって変わるのだそう(1個ごとに申請料がかかるのだろうか?)。ちなみに今回の「卵の駆除(2個)」にかかった費用は以下の通り。
- 自治体申請申請料 12,000円(税別)
- 基本出張料 6,000円(税別)
- 卵の駆除 1個1,500円(税別)
- =今回の費用:2万3100円(税込)
やはり各作業に対する料金設定は存在しているようだ。それなら、これをしっかりわかりやすく公式サイトに記載するべきだと思う。これをバカ正直に書くと「高いっ!」と思われて客足が遠のく可能性があるからあえて書かないのか、などと勘ぐってしまう。とはいえ、利用者のことを考えるならはっきり書いておくべきではないだろうか。
それと、公式サイトには「1万1000円〜」とあったのだけれど、「基本出張費」でこれだけの額が追加され、さらに卵1個あたりで料金が追加されるので、最低料金表記は当てにならないこともわかった。そもそも基本料金が1000円値上がりしているし。
鳩駆除の業者さまへ。お願いですから、公式サイトにはいくらくらいかかるのか、正しくもう少し詳しく書いていただけないでしょうか。
卵の駆除後にやるべきこと
鳩は「ここは安全だ」と一度思ってしまうと、しつこいくらいその場所に固執して戻ってきてしまうらしい。まして卵を産んでしまっては、やつらを寄せ付けないようにするのはかなり困難だと。
ひとまずするべきは、鳩のニオイを消す=掃除をすること。糞、羽、巣になりかけの材料などを一掃する必要がある。やってきた業者の人いわく、1番の鳩対策はネットを張ることなのだそう。しつこい鳩を寄せ付けないようにするには、ネットを張って物理的にシャットアウトするのがベストだという。
ただし、ネットを設置するためにはフックを取り付ける必要があったり、マンションの景観を損ねることにもなるため、特に賃貸の場合は管理会社に許可をとったほうがよいとも教えてくれた(フックによっては壁などに穴を開けて取り付ける場合があるらしい)。
ちなみに、ネットを張るとなると料金は「約10万円」だそう。…たっか!
念のため管理会社に確認してみると…
一応自分が住んでいるマンションの管理会社に「鳩対策のネットを張るのは可能なのか」を電話で問い合わせてみた。これはマンションによって異なると思うので、あくまで参考程度にどうぞ。
- 張るとき言ってくれればオーナーに確認する(つまり事前に確認はしてくれない)
- 同じマンションで過去にそのような例はない
回答が頼りない…。これだと、「もうネットを張るしかない!」と決断したあとで管理会社経由でオーナーに確認して「やっぱり駄目でした〜」という残念なパターンになりかねない。最初の問い合わせの段階ではっきり可否がわかるといいのだけれど。
というか、鳩害が起こっている理由は住民ではなく周辺環境にあるのだから、管理会社がもう少し”管理”してくれてもいいんじゃないかと思ってしまう。(わがまますぎ?)
まとめ(1)「駆除の作業は数分で終わる」
卵の駆除だけなら、卵を持って帰ってもらうだけなので本当に数分で終わる。当日の流れは以下の通り。
- 状況を見てもらって、何をしてほしいかを伝える
- 各作業内容と金額を見積もってもらう
- 見積もりを踏まえて、どうするかを伝える
- 作業してもらう
作業時間より見積もり時間のほうが長い。それでも卵の駆除だけなら、見積もりと合わせても10分程度で終わるので気軽にお願いしやすいっちゃあしやすい。
ただし個人的には料金設定が高いと感じたので(法律で守られているから強気に出られるのかなーじゃあ仕方ないですよねーー)、依頼内容によってはある程度の金額を覚悟したほうがよい。
まとめ(2)「業者のサイトの最低料金は当てにならない!?」
改めて、今回の鳩駆除業者に聞いた作業など各種にかかる金額は以下の通り。
- 自治体申請手数料 13,200円(税込)
- 基本出張料 6,600円(税込)
- 卵の駆除 1個1,650円(税込)
- 清掃基本料 24,000円〜(おそらく税別/忌避剤のジェルの清掃は要追加料金?)
- ネット設置 約100,000円(おそらく税別/規模などによって変動?)
今回は卵の駆除のみで「2万3100円(税込)」。地域の業者に依頼しているのに「基本出張料」が付くため、正しい最低料金の表記は「19,800円+別途作業料」ということになる。
公式サイトの最低料金表記をすんなり信用するのはよくなさそうだねっ!(業者によるのかもしれないけれど…)
まとめ(3)「今後の対策」
前述のような状況なので、我が家の場合はネットを張ることは現実的ではない。ということで、今後は以下の方法でもう一度地道に鳩と戦っていこうと思っている。
- ベランダに来たらすぐに追い払う(安全な場所ではないことを認識させる)
- こまめに掃除をする(鳩のニオイを残さない)
- ベランダでミントを育てる(鳩が本能的に苦手なもので対策)
すぐにできそうなことといえば、こんなところだろうか。ちなみに、鳩の巣(なりかけ)があったベランダの床面は、卵を駆除したその日のうちに自分で重曹とウタマロ石鹸(スプレー)とデッキブラシを使って掃除をした。駆除からまだ1日しか経っていないが、今のところ鳩はやってきていない。
…た、頼む〜、このままもうここには来ないでくれ〜〜。駆除料金がボッタクリレベルなんだ〜〜〜。。
ミント栽培は近日中にスタート予定。あとはもう、今後このような”鳩よけドキュメンタリー記事”なんて書かなくて済む未来を祈るばかりである。
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr