SLOTH-STUDIO

【スロウスタジオ】雑記、音楽、ゲーム、フトアゴヒゲトカゲ etc…/このサイトは広告・アフィリエイトを含みます

【鳩よけ】しつこくベランダにやって来る鳩との戦いに負けた人間の記録(カウントダウン編)

      2023/02/19

いくらベランダを掃除をしても、鳩は何度でもやってくる。

あまりにしつこい鳩に対し、「ハートジェル」などで抵抗こそしていたが、肝心の掃除への熱は徐々に冷めていたことは否めない。思い返せばこの時点で勝負はついていたのかもしれない。人間は根比べ勝負で鳩に負けていたのだ。

きっと繰り返す襲来にくじけることなく、やつらの匂いを抹消する勢いで何度も何度も掃除をしていれば、違う今があったのかもしれない。しかし、時既に遅し。我が家のベランダには未完成の鳩の巣と思われる空間があり、そこにはすでに真っ白な卵が産み落とされているのだ…。

【前回】ベランダにやって来る鳩との戦いに負けた人間の記録(事件発生編)

鳩駆除業者がやって来るまであと3日

鳩の卵を発見した翌朝、ベランダを覗いてみる。昨夜から特に変化はないと思いきや、こころなしか巣を形成するために集めているのであろう細長い草木など(これも初めはただのゴミだと思っていた。巣の材料だったとは完全にうかつだった…)が増えている…気がする。

といっても、まだまだまったく鳥の巣のような形状にはなっていない。まるで風の集まる場所にたまり始めたゴミのような、そんな見た目である。

昼ごろになると、卵を産んだ本人(この場合は本鳩?)が姿を現した。

▲改めて見ると、鳩の目がかなり怖いということに気づいてしまった…

簡単に逃げ出さない母鳩を見た人間の心情

ベランダにやってくる鳩は、カーテンを勢いよく開ければほぼほぼ追い払うことができていた。それでも飛び立たない場合も、窓を開ければ追い払うことができていた。しかし、今日の鳩(以下、母鳩)はちょっと違うらしい。

母鳩はカーテンを開けても微動だにせず、こちらにじっと視線を向けてくる。窓を開けるとそそくさと飛び立ったのだが…。この気持ちはなんだろう。こちらとしては自らの住居を守るために正当防衛をしているのだが、母鳩からすれば子を守っていると考えると、なるほどこれが罪悪感か。

これ以降、卵をあたために来た母鳩を追い払うことは止めた。どうせ3日後には業者がやってくるのだ。せめてこの短い間だけでも、好きなだけあたためさせてやろう。ただし、母鳩以外の鳩は徹底的に追い払っていく所存。

夕方、母鳩はいなくなっていた。これから冷え込むんだけどなあ。育児放棄とかじゃないよなあ。昨日もそうだったけど、やっぱり夜はどこかに行っちゃうのかなあ。もしかしたら通い妻的なやつなのかなあ。

すっかり日も暮れたころ、念のためベランダを見てみると母鳩がいた。卵を守るように、あたためるようにしゃがみこんでいる。今夜はここに泊まるのかな。少し安心してしまう自分に気づいた。

鳩駆除業者がやって来るまであと2日

▲午前9時ごろ撮影

朝、昨日と同じようにベランダを見てみるが母鳩の姿はない。野鳥は日が昇ると同時にエサを探すために活動を始めると本で読んだことがある(カラスの生態に関する本だった気もするが…)。

ところで、未だに鳥の巣の形状にはなっていないスペースに、卵は1個しか転がっていない。一般的に1つの鳥の巣にはヒナが3〜5羽ほどいて、体を寄せ合いながら親鳥を待っているイメージがあるのだが(ツバメを連想)、鳩の体格になると卵は1個しか産まないのだろうか?

ネットを探せばすぐに答えが見つかりそうな問いなので、仕事終わりにさらっと調べてみよう。…と思っていたのだが、昼過ぎ、ベランダに卵が2個あることに気がついた。

▲午後14時ごろ撮影

ちなみにこの日、まだ母鳩の姿は一度も確認していない。ちょっと目を離したスキにこっそりやってきて、ポロッと卵を産み落としていたようだ。…えっ、いつの間に?

 

夕方になると母鳩は戻ってきていて、じっと卵をあたためていた。

夜遅くになってもあたためていた。

鳩駆除業者がやって来るまであと1日

朝、母鳩は卵をあたためていた。

昼、母鳩は卵をあたためていた。

夜、母鳩は卵をあたためていた。

今日は終日、母鳩はいた。少なくとも人間がベランダを覗いたときにはいつもいた。もしかしたら野生動物特有の第六感というやつで、何か察したのかもしれない。

 

明日、鳩駆除業者はやってくる。

▲こういうのを読んで勉強したほうがいいのかもしんない。。

【次回】しつこくベランダにやって来る鳩との戦いに負けた人間の記録(お支払い編)

 - 雑記 , , ,