2021年7月7日に新型コロナウイルスのワクチン接種の1回目を行い、先日8月4日に2回目も済ませてきた。 打ったワクチンは「モデルナ」。
「ファイザー」に比べて副反応が強いという情報は得ていたが、確かにちゃんとキツかった。 1回目は打った場所の筋肉痛くらいで発熱もなかったのだが、2回目の副反応はその比ではない。あんなにしっかり寝込んじゃったのはいつぶりだろう・・・。
以下に、ワクチン接種2回目の体験記をまとめてみた。準備しておいた良かったと思うものも書いておいた。あくまでも「わたしの場合、こうでした」というものではあるが、これから「モデルナ」を接種される方々の何かしらの参考になれば幸いである。
- 武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて|厚生労働省
- ワクチンの安全性と副反応|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省
目次
8月4日
最高気温37度と朝の天気予報が告げる猛暑日。午前中から「こんな日に外に出ないといけないの?」と思うくらいの暑さで、少し外を歩くだけでTシャツの色が変わってしまった。帰ったらすぐに着替えなければ。
10時35分
2回目のワクチン接種完了。注射の瞬間、打った付近の筋肉が一瞬ビクッと痙攣するような感覚があったが、接種後の待機時間15分の間に何か起こることもなく、そのまま会場をあとにする。 外がめちゃくちゃ暑かったので、近くのコンビニでポカリスエット(500ml)を買い、半分くらいを一気飲み。このときはまだ、「ポカリを飲めば副反応が弱まる」という都市伝説を信じていた。
11時すぎ
帰宅。クーラーの効いた部屋でテレビを見たり、本を読んだりと非アクティブな行動をとる。
13時すぎ
高いところにあるものを取るために手を上に伸ばしたとき、筋肉痛のような痛みを感じた。
17時すぎ
腕を上げなくても筋肉痛のような痛みを感じる。前回と同様、脇を開くように腕を上げると痛むが、脇を閉じたまま前方から上に上げるようにすると痛みはない。痛みのレベルは前回のほうが上な気がする。
18時30分
目がやたら疲れてきた。この眼精疲労は1回目のときにも感じたのだが、検索してもそれらしい情報は出て来ない。Twitterでそのことを呟くと「凝りから来るものかも」という情報をもらった。なるほど。
22時前
38.1℃。なーんかだるいなー、と思ったら発熱していた。数字を見て急に悪寒が走り、急いで長袖長ズボンに着替える。イブを飲んで、歯を磨いて、布団の中へ。
24時40分
眠りにつく寸前で高熱に揺り起こされることが続いて眠れない。半覚醒状態が続いてしんどい。もう朝だろうと思って時計を見たら、まだこんな時間かい。いつも眠りにつく時間やないかい。
このあたりでようやく悪寒がおさまり、汗が出てきた。ポカリを飲んで、もう一度就寝チャレンジ。
26時
38.5℃。悪寒はほぼなくなるが、汗がジワジワジワ。
8月5日
5時45分
37.4℃。昨日の夜に比べるとだいぶ楽になってきた。寝る前に飲んだイブはほとんど効果がなかった。
7時30分
38.0℃。熱のわりにしんどさはない。節々の痛みも特になし。注射した二の腕と、目だけが痛い。
11時
38.4℃。「inゼリー」を飲んで、もう一度イブを飲んで、15分後に検温した結果がこれ。やっぱりイブ効かんやん。悪寒もゼロではないが、それよりも倦怠感でしんどい。頭痛も少しあるような。
12時20分
37.7℃。熱は下がっているが、体感ではあまり変化なし。「どーせもう一回くらい上がるんだろ?」という気持ち。
15時40分
37.3℃。3時間ばかり寝た。眼精疲労、節々の痛み(特に腰)は残っているが、だいぶ楽になってきている。
17時すぎ
37.9℃。また熱が上がってきた。
18時30分
38.6℃。まだ熱が上がり続けている。
19時
37.5℃。記憶なし。
20時20分
37.9℃。熱は相変わらず。ちょっと腹が減ってきたのでカップうどん(大盛/きつね)を食べる。
21時すぎ
発熱発覚から23時間経ってようやくトイレ(大)に行きたくなった。
22時20分
37.9℃。熱は出ているが、昨日ほどのしんどさはない。体が高熱に慣れたのかもしれない。
8月6日
6時
36.7℃。昨日までの倦怠感が嘘のようにない。こんなにあっさりと体調が戻るのか。副反応との戦いが終わった。
メモ
接種した当日は夜に本格中華を食べて汗を流したりと、発熱に気づくまではいつもどおり過ごしていた(クーラーの効いた部屋で、半袖半ズボンでいてももちろん寒くない)。しかし、発熱してるとわかった瞬間からめちゃくちゃ寒気がして、長袖長ズボンに着替えても身体の震えが止まらなかった。
その後は翌日いっぱいまで、基本的にずーっと布団の上で掛け布団かぶって眠りっぱなし。目が覚めても倦怠感で何もする気が起きないし、トイレまで歩くのもしんどい。枕元に置いていた「in ゼリー」や「ポカリスエット」を口にするだけ。
「横になってるときはYouTubeでも見てようかな〜」なんて思っていた前日の自分に「バーカ、バーカ!」と言ってやりたい。副反応、舐めんなよ。
それでも、接種翌々日の朝には何事もなかったように体調は戻り、食欲も戻り、やる気も戻った。このケロッと収まる感じが、風邪の高熱とワクチン接種による高熱の違いなのかなあ。
買っておいて良かったもの
- in ゼリー・・・発熱時は固形物を食べる気力がなかったので。おすすめはエネルギーのやつ。こんなにうまかったのか、と高熱でボーッとしたアタマながらに思った記憶がある。
- みかんゼリー・・・少しだけ食欲が戻ってきたころに食べると、薄皮まで剥かれた甘くてやわらかいミカンは最高の味方なんだと実感する。
- ポカリスエット・・・高熱で弱り汗をかいているときに飲むポカリは、ハンバーガーを食べるときに飲むコーラの何倍もうまい。
- カップうどん・・・疲れた身体にダシの旨味が染み渡る。大盛りにする必要はなかったな。あと「どん兵衛」にしておけばよかったかな。
- 乾汗取りパッド・・・めちゃくちゃ汗をかくと予測して妻が購入していたのだが、これがもう大正解。これがなかったら敷布団がベチャベチャになって洗濯が大変だったと思う。
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr