RICHO GR2でスナップ撮影/初めてのRAW&現像作業
「日帰りでいいからどこかに行きたい」という妻からの提案により、日帰り小旅行(そんなに大げさなものではない)をすることになりました。
ということで、久しぶりにRICHOの「GR2」を取り出すことに。
めちゃ久しぶりの「GR2」
「GR2」を使用するのは、去年10月の動物園以来。
当時は「いいカメラを買ったんだから、これを機に露出とかF値とか、いろいろ勉強しなきゃ」という強い思いから、いろいろと設定をいじっていた記憶があります。
・・・しかし、そんなものはすでに半年以上前の話。
購入時の熱などすっかり冷めている今の僕に、そんなこだわりが残っているはずもありません。
ダイヤルをくるっと回して「カメラモード(ノー設定で簡単に撮影できるモード)」に固定。
マニュアル撮影なんかやってられるか、カメラなんて撮れればいいだろう、の精神です。
前回とは違うこだわりを
ただ、今回は別の部分にこだわることにしました。
それは、撮影データをJPGと「RAW」の両方で保存すること。
RAWというのは、詳しい説明は専門の方に任せるとして、要は撮影後に色味とか明るさとかの調整がかなりできちゃう形式の写真データのことです。
で、それをカメラが勝手に色味調整などして圧縮処理したものがJPG、という説明でおそらく間違いないと思います(違ったら教えて下さい)。
JPGでも保存することにしたのは、万が一RAWデータを使いこなせない場合に、撮影データがすべてパーになっちゃうと困るから。
撮るときの設定はどうでもよくなった代わりに、撮影後の編集作業に興味が湧いたのです。
撮影方法とか
個人的に昔から好きなのは「不意の一瞬」を撮ること。
ポーズをして、カメラを構えて、「ハイ、チーズ」と撮るのはあまり好きではありません。
なんというか、あまりトキメカない。
(対して妻はというと、ある程度ポーズや構図を決めての人物および料理写真が好きなので、要望がなくてもそれに準じて撮ることもあります。多々あります)
そういった理由から、今回は初めてノーファインダー撮影に挑戦してみることに。
ただし、これは肖像権やプライバシー問題も孕む撮影方法なので、第一条件として顔を写さず、個人を特定できる直接的な要素をなるべく排除するように心がけました。
・・・となると、モノクロのハイコントラストで仕上げるのってすごく理にかなってるんですよね。
表現方法を調整しつつ、そのへんにも配慮しようと思えばできる(やりやすい)。
いわゆる”森山大道もどき”とか言われちゃうやつですが、現像初心者だし、まだ自分の現像の方向性も見えていないし、今日のところは仕方ない。
撮影したもの
初めてのRAW撮影&初めての現像作業ということで、練習も兼ねて「カラー」「モノクロ」それぞれで仕上げてみました。
パキッとさせるやつ、好みなんですよ。
カラーでやると具合が難しいので、これはまだ回数をこなす必要がありそうです。
フィルムカメラ風の仕上がりを狙って、若干イエローを強く出してみたり。
とりあえず「自分は現像作業は嫌いじゃない」ということがわかりました。
今回の撮影カットは、ほとんどがイマイチなものでした。
なかには、狙ったものが画角にすら入っていないカットもあり・・・。
(先ほどの4カットは、そのなかでも「マシだな」または「いい感じだな」と思えたものからの選りすぐりです)
ノーファインダー撮影、難しい!
こればかりは体で、感覚で覚えていくしかなさそうですね。
構図やブレの想定外さについては、良くも悪くも、という感じ。
撮影の練習がてら、近所をぶらついてみようかなあ。
▲SDカードはSandiskの32GBを使ってます(JPG&RAWデータ両方保存する設定で800枚弱くらい撮れます)
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr