「住吉大社」を参拝したあとは、大阪市浪速区に戻って「廣田神社」へ。
すでに暑さでごっそり体力を奪われていましたが、大阪にも「
なぜなら私の本名が「廣田」だからだーー!!
アカエイにまつわる伝承がある「廣田神社」

▲大阪市浪速区の「廣田神社」。南側にあるこちらが正門
「廣田神社」の最寄り駅は今宮戎駅なのですが、
今回はなんば駅から戎通を南下。
タリーズコーヒーを過ぎてから左に入ると赤い鳥居が見えますが、
境内に入ると右側に「アカエの話」

▲エッセイスト・額田武さんによる「アカエの話」
「アカエ」とは関西の言葉で「アカエイ」のことだそうで。
古くから「廣田神社」では神使とされ、
アカエイを断って祈願すれば、
とくに痔疾にあらたかだとされるのは、
アカエの鬼は鋭いトゲがとびだしていて、 これに刺されると傷口が荒れ、 その毒によってものすごい痛みをおぼえるからで、 漁師はアカエをとらえると同時に尾のつけ根からぷっつりと切り落 としてしまうそうで、 この尾を断ち切ることをアカエを断つことにかけて、 トゲにさされた痛みにも似た疾患をなくすといった信心が生まれた のかと思われます。 【引用】わがまち、わがやしろ。「アカエの話」より
このあたりがかつて漁師町だったこと、アカエがおいしかったこと、
漢方薬として珍重されていたのなら、断つより積極的に摂取したほう
民間療法や、

▲拝殿を背景に、注連縄柱と狛犬さん

▲狛犬さん

▲手水舎。センサー付きで、近づくと自動で龍の口から水が流れてくる!

▲注連縄柱。四角柱が美しすぎる

▲拝殿。遠目に見たとき、開かれた木製の戸が柱のように見えた

▲なかを覗くと、アカエイと白馬の絵が奉納されていた(白馬も神使らしい)
注連縄柱といい、拝殿の雰囲気(特に遠目に見たときのルックス)といい、
しかしながら分霊されたと伝わっているわけでもないようで、関係性が気になるところ。
江戸時代には廣田の杜といわれ、鬱蒼とした森の中に社があった。当時は境内も広く、紅白二種の萩を植えた「萩の茶屋」と呼ばれる茶店があり、桜の木も多く美しい社であったという。
創建年不明ということですが、おそらく古〜〜い時代に西宮市の「廣田神社」から分霊され、やがてこの土地で独自の歴史(伝承)が語られるようになり、歴史の一部が忘れられたのかなあ、なんて。
それに限らずとも、森といわれるほど広かった境内がここまで狭くなったその過程で途絶えてしまった伝承はありそう。
と考えてしまうくらい、同じ社名で、他所ではあまり見かけない同じ神様(天照大神の荒魂=

▲「廣田神社」境内北側にある「赤土稲荷神社」。アジア系の海外観光客がずーっと写真を取っていたので外観写真はこれだけ

▲ちなみに「廣田神社」は全国に点在している。共通点は海沿いにあること
【余談①】エイと神社
大阪市浪速区の「廣田神社」
エイと神社と聞いて頭に浮かんだのが、「永尾剱神社(
御祭神である海童神(わだつみのかみ)
「永尾剱神社」も胃腸病にご利益があるそう。
そういえば。
大阪市浪速区の「廣田神社」では「アカエイ」と「
…エイに乗った神様。
アカエさんきっかけで、いつか「永尾剱神社」
【余談②】直前で宿が変更になったおかげで…

▲「廣田神社」(大阪市浪速区)の御朱印
(つづきます)
1989年7月生まれ。のらエッセイスト