ズボンに味噌汁をこぼしたときの対応とこぼされたときの対応
夜飯を食べるために、近所にある定食メインのチェーン店に行ったときの話。
平日の19時過ぎで混み合っていない時間帯だったこともあり、注文したメニューはわりと早くサーブされたのだが、ここで事件発生。
定食をもってきたのは、メガネを掛けた細身のバイトくん。
彼がオボンに乗せて運んできた味噌汁を、僕のジーパンにこぼしてしまったのだ。
大量・・・ではないものの、右太ももの辺りに「何かしらの汁物がこぼれましたよ」と言わんばかりのシミが残る程度にはかかった。
するとメガネを掛けた細身のバイトくんは、心がこもっていない感じ&聞き取りにくいボリュームで「たいへんもうしわけございません」と言い残し、厨房のほうに去っていってしまった。
こっちはとりあえず拭かなきゃいけないから、テーブルに配備されている紙ナプキンを何枚も使って、味噌汁がこぼれたジーパンとテーブルを拭き拭きする。
・・・が、待てど暮らせどメガネを掛けた細身のバイトくんは戻ってこない。
てっきり拭くためのタオルを取りに戻っていったのだとばかり思っていたのだが、なんとそのメガネを掛けた細身のバイトくん、何事もなかったかのように別の客に定食を運んでいるではないか。
「お待たせしました、○○定食です」
その瞬間、”メガネを掛けた細身のバイトくん”は、”メガネを掛けた細身のバイト野郎”に降格。
何が「お待たせしました」だ。
こちらはタオルをお待たせされっぱなしなわけだが・・・。
待っていても誰もタオルを持ってくる気配がない(※ということは、メガネを掛けた細身のバイト野郎はこのことを報告すらしていないのだろう。つまり何もなかったようにやり過ごす気なんだろう)ため、「すみません、タオルをもらえませんか」とこちらから声をかける始末。
「たいへんもうしわけございません」と言いながらメガネを掛けたバイト野郎が持ってきたものは、一般的なパイル地のいわゆる「タオル」ではなく、赤白ボーダーの「台拭き」。
▲この台拭きの色違いがイメージに限りなく近い
生地がもうタオルのそれではないし、カラッカラに乾いているし。
乾いた台拭きは味噌汁がこぼれた机を拭くには適しているのかもしれないが、味噌汁がかかってしまったジーパンを拭くには適してないと思うのだが・・・僕だけ?
きっとメガネを掛けた細身のバイト野郎は、「味噌汁で濡れた客のジーパン」より「味噌汁がこぼれた店のテーブル」のほうが心配なのだろう。
そういえば数年前に同じ店で、「注文した定食が待てど暮らせどやってこない」ということがあった。
20分くらい待っても一向にやってこない(待っている間、あとから入店した客のもとへ先に料理が運ばれるのも目撃していた)ので、店員にそのことを伝えたところ、対応してくれた店員さんは本当に申し訳無さそうに「申し訳ございませんでした」と述べたあと、ソフトドリンクのサービスまで申し出てくれた。
・・・いや、別に今回の件、ソフトドリンクをサービスしろということではない。
現状、新たに液体のものを持ってこられた場合、またそれがこぼされないとも言い切れない。
そうではなく、今回のこれは対応がズサンすぎないか、ということ。
食券を買ってから入店するスタイルの店だったのと、食べ終わるころにはちょっと客が増えていたこともあって、出際に苦情を言うこともできず結局泣き寝入り。
単純に泣き寝入りするのも悔しいから、こうしてネタとして書いたわけだが。
バイトとはいえ、お金をもらって動いている以上は、もうちょっとマシな対応をしてほしかった。
僕は現場で、どんな対応をするべきだったんだろうか。
関連
-
雑記