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ガラケー全盛期のころのネット文化の話

   

先日ふと思いだして、「どうでもいいよ」と頭では理解しつつもやっぱり気になってしまってることなんですけど。

まだ、”ケータイといえばガラケー”だったころ、本格的な知識がなくてもホームページを作れるようなサービスが誕生しました。

これによって、”自分(もしくは自分たち)のwebページ”を持つ中高生が現れました。

 

多くは「掲示板」というもので、仲のいい友人たちの間でサイトURLを共有して、本当に他愛もないこと(それネットを通す必要ある?というようなこと)を書き込んで楽しんでいました。

なかには、誰が作ったかわからないうえに不特定多数の人が閲覧できる状態で、匿名による悪質な書き込み(例えばクラスメイトへの誹謗中傷など)が横行する「裏掲示板」なんてものもありました(改めて考えると、これはネットのスラム街だ・・・)。

この辺の「書き込み&交流」な文化は、SNSに引き継がれていったような感じですかね。

 

そのほかにも、”100の質問”への答えにプリクラを写メした画像を貼り付けた「プロフィール」(日本のネット文化における化石と言っても過言ではない!)や、個人を特定するには十分すぎる情報がちりばめられた「日記(だいありぃ)」、サビだけ切り取った「着うた」(合法・違法どちらもあり)、クソみたいな音質(スピーカーのせい?)でフル尺販売していた「着うたフル」(合法・違法どちらもあり)、著作権ガン無視で量産されていた「歌詞画像」の配布サイト(ほぼ違法)、などなど。

スマホが普及して以降見かけないこれらは、おそらく立派なガラケー時代特有の文化だと思います。

当時、ガラケーを手にした若い世代によって、日本のインターネットはものすごい勢いで盛り上がりを見せていたのです。

 

そういったガラケーインターネット時代の全盛期において、どのサイトにも共通して存在していたアレのことを覚えていますか?

・・そうです、だいたいサイトのトップページに存在していたアレです。

 

ア ク セ ス カ ウ ン タ ー 。

 

今日は●人のおともだちが来てくれたヨ☆

今日は●人のおともだちが来てくれたヨ☆

合計●人のおともだちが来てくれたヨ☆

っていうアレです。

右から左(もしくは左から右)に向かってスクロールしていたり、点滅していたり、デコメ文字でやたら派手に主張してきていたアレ。

昔を懐かしんで、文字を点滅させるタグを使ってみましたが、ちゃんと点滅してますか?

 

 

・・と、ここでそのアクセスカウンターのキャプチャ画像が欲しくなって、中学時代にやっていたブログ(まだサイトが生きていた!)のリンク集(あ、これも懐かしい響き!)から掲示板サイトに飛んでみたのですが・・・。

そのURL、違法エロサイトのものになってました(しんでた・・)。

なので、残念ながらイメージ画像なしです。

ネット検索しても出てこないあたり、「魔法のiらんど」が閉鎖したことでホントに絶滅したのでは??

 

PV数を誇示するブログ記事なんかは今でも見かけますが、ガラケーインターネット時代のように常にアクセス数を表示しているサイトって最近すっかり見ないですよね。

あの文化も、ガラケー時代特有のものだった、ということなのかな?

トップページに固定配置された「古き良き(?)アクセスカウンター」のあるサイトって今もあるんでしょうか。

 

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