【夢日記】ピンクの汽車、電車、女性たち
※2020年7月4日の夜〜5日の朝にかけて見た夢
電車が到着する数分前に駅に着いた。
「よかった、なんとか間に合った」
改札を抜け、ホームを目をやると、電車を待つ女性たちが行列を作っている。
みんなして和服ともチマチョゴリともつかないピンク色の召し物を纏っている。
少しして、ピンク色をした汽車がゆっくりとやってきた。
「キキーッ!」というブレーキ音とともに、車両と線路の間から白い煙がもくもくと上がる。
ピンク色した車体を近くで見ると、元の素材の色味(黒っぽい)や質感(木製?)が薄らと表に浮き出ている。
遠くで見たときはめちゃくちゃ鮮やかに見たのだが、近づいてみるとそうでもない。
むしろこの”素材の浮き出方”に味があり、風情すら感じる。
塗装してからそこそこの時間が過ぎているのか、それともこの感じを狙った塗り方なのか、真相はわからない。
とはいえ、ピンク色の汽車とはまた現実味がない。
無意識に「うわー、これ、男の人も乗れるのかね?」と口走ってしまった。
口走ったあとで「ピンク色だから女性専用だと思ってしまう思考がダサいな…」と反省していると、ピンクを纏った女性たちのうちの一人が「大丈夫ですよ、(男性も)乗れますよ」と教えてくれた。
車両の窓から見える社内には、灰色のTシャツを着た筋肉質の若い男性が立っていたり、くすんだ水色のスーツを着た小太りのおじさんの姿が座っていたり、男性も利用できている様子が見える。
そういえばこの駅は終点のはずだ。
しかし、車内にいる男性陣は微動だにしない。
まるで降りる気配がない。
少し不審に思いつつ、僕は車両に乗り込んだ。
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr