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おまじないのような、お守りのような、思い込みのような言葉

▲実家からマスクと一緒に送られてきたアマビエの缶バッジ

緊急事態宣言が延長されたままゴールデンウィークが明けましたが、3月以前と同じような日々はまだ訪れそうにありません。

 

4月は、まるで廃人のような生活をしていました。

外出の回数を可能な限り減らすのはもちろん、予定していた仕事が軒並み取り消しになったこともあって、社会との繋がりがほぼなくなったのだから仕方ないといえばそれまでですが。

頭髪はセットすることなく、ヒゲは伸ばしっぱなし、服装はスウェットもしくは半袖半ズボンもしくは寝間着のまま。朝にこそ目が覚めるが眠りにつくのは平均して夜中の3時(そういえば学生時代は深夜ラジオを聞いていたこともあってガッツリ夜型人間で遅刻魔だったことを思い出す)。目が覚めたら「スッキリ」を最後まで見て、その後ゲーム機を起動。あるときはそのまま夜までぶっ通しでプレイ(おかげで「あつまれ どうぶつの森」の島の評価星5を気づかないうちに獲得)。ある日は朝から夜遅くまでギター三昧(おかげで左手の指先の皮膚が厚くなり技術も向上したような)。

そのほかにもテレビ見て、読書して、部屋・風呂・トイレを掃除して、調理して、皿洗って。

家で時間をつぶす方法なんていくらでもあるのです。

 

「自粛生活がつらい」という声も多々あるようですが(身内からも聞こえてきています)、私にはもともと”家にこもる素質”があったのでしょう。

正直、4月の暮らしぶりも「悪くはないな」と思ってしまいました。

 

・・・が、それもこれも緊急事態宣言が解除され、事態が収束し、またこれまでと同じような日常がやってくることが大前提の話。

 

GWが明け、緊急事態宣言こそ延長となったものの、4月いっぱい止まっていた仕事はさっそく動き出しました。

「ああ、また社会人として頑張る日々がはじまるな」と思っていた矢先、新型コロナウイルスの影響が引き金となった(としか思えない)大きな出来事が起こってしまいました。

それは、私の生活に大きく関わるニュース。

起きてしまったことは仕方がないので、対応策を考えるしかありません。

やらなきゃならないことをやるだけさ、だからうまくいくんだよ

自分の身に降り注ぐ事件が起こったとき、私は往々にしてBob Dylan「Buckets of Rain」のみうらじゅん的解釈であるこのフレーズが頭に浮かんできます。

おまじないのような、お守りのような、思い込みのような。

 

緊急事態宣言が延長されたままゴールデンウィークが明けましたが、3月以前と同じような日々はまだまだ訪れそうにありません。

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