Bob Dylanの言葉にこんなものがある。
君の立場になれば、君が正しい。僕の立場になれば、僕が正しい。
至極もっともである。どちらが正しくてどちらが間違っているということを言っている間は、その問題はいっこうに解決しない。
所詮は他人。「セロリ」(山崎まさよし)じゃないけど、育ってきた環境の違いは大きい。それによって考え方にズレが生じることは仕方ないのではないだろうか。どう頑張ったって、注意していたって、ズレるときはズレる。
大切なのはズレを防ぐためにどうするのかよりも、起きてしまったズレをどう処理するかだと思う。
こぼれてしまった水は拭き取ればいい。こぼさない方法は、こぼれた水を拭き取ったあとから考えればいい。
もちろん、すべてにこれが当てはまるとは言えない。けれど元をたどれば案外どんなことにでも当てはまるような気がする。
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr