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【大阪旅日記①】大阪市住吉「江戸焼 うなぎ 川勝」のうな重(特)

雑記

8月某日、友人からの誘いで「2025大阪・関西万博」をメインコンテンツとする二泊三日の大阪旅行に行ってきました。

万博に行くのは2日目。
「そしたら初日、友人たちとの合流前をどう過ごすかなー」と考え、ふと思い浮かんだのは「住吉大社」と「廣田神社」への参拝でした。

新大阪からひたすら南下し「住吉大社」を目指す

新幹線で大阪入りして、「新大阪駅」から大阪メトロで「なんば駅」へ。
「なんば駅」で下車後、南海電鉄に乗り換えて「住吉大社駅」に向かいます。
移動時間は、だいたい30分くらい?
本当はなんば駅のコインロッカーに荷物を預けたかったんですが、どこにも空きを見つけられず。
仕方なく「住吉大社駅」にあるコインロッカーを利用しました。
これで帰りも南海電鉄を利用することが決定〜。

▲住吉大社駅のコインロッカー。小300円、中500円、大600円

荷物をコインロッカーに預けたら、いよいよ“住吉参り”のスタートです。
なんてったって、このために福岡市の住吉神社にもお参りしてきたんだから。
「住吉大社」を訪れたこの日、幸いにも天気に恵まれすぎて大晴天
太陽がビリビリと焼き付ける肌を、ぬるったるい風がたまにぬるんと撫でていきます。
そんな気候だからもう電車から出たらあっついあっつい…。
うだるような暑さとはこのこと…。
 
それにしても。
平日だというのに参拝客の姿がそれなりに見えます。
さすが住吉さん。

▲さすが住吉大社

「住吉大社」に参拝、、、の前に「川勝」をキメる

▲江戸焼うなぎ 川勝

「ははーん、これは参拝前に昼飯に行っておいたほうがいいやつだな」とひらめき、あんまり並ばずに入店できそうなら昼飯はここで!とあらかじめ決めていた1953年創業のうなぎ屋「川勝」へ直行しました。
住吉大社前の信号をわたり、境内に入らずに左に曲がって、歩くこと5分くらい?
「けっこう行列ができる」という前情報を見ていたので大丈夫かなーと不安でしたが、11時30分頃に到着、店前に待ち客はなし!
「やった!これは…!」とドアを開けると、カウンターにもテーブルにもすでに先客あり、あり、あり…。
おそるおそる「…空いてますか?」と尋ねると、運良くカウンターに一席だけ空きがありました!
荷物をどけて席を空けてくれたお兄さんと住吉の神様に感謝しながら、最近の自分の腹の調子を考慮して「うな重(特)」を注文。

▲おしながき。めちゃくちゃ安い

注文したうなぎを待っている間、過去に行った海外旅行の話に毒を交えつつ花を咲かせる男女のご老人の会話が聞こえてきます。
すっげえ気になる…。
会話の感じから夫婦ではなさそうなんですけど、じゃあいったいどんな仲なのか…。
若干、おばあさんのほうが毒もマウントも強めなんだよな…。
 
とかなんとか、ゆるーく人間観察をしながら待つこと数分、ついに“オレのうなぎ”がやってきました。

▲うな重(特)。肝吸い、ぬか漬け付き

大阪のお店ですが、ここは蒸してから焼く“江戸焼”スタイルということで、うなぎはふっわふわ。
年に2回の頻度でお世話になっている福岡の名店「吉塚うなぎ屋」に比べるとずいぶんとやさしいお味
だからかですかねえ、半分くらい食べたところで「…これなら特上でも余裕だったな」と思ってしまいましたよねえ。
 
まあまあ、「腹八分目は医者いらず」とか言いますし、いいんですよ、今回はこれで。
うめえ、うめえ。
ご飯が少し柔らかいこともやさしいお味に拍車をかけます。
やさしいお味だけど、物足りないってわけでもないから不思議なものです。
あー、このままだとあっという間に食べ終えてしまう、それは少しもったいないなあ。
…しかし、この時点ですでに何組か待ち客もできていたので、だらだらと食べるわけにもいきません。
 
セットの肝吸いぬか漬け(うなぎのタレに負けない、程よい濃さでうまし!)を挟みながら、普段より少〜しだけ遅いペースでふわふわなうなぎを堪能しました。
写真だとタレが少なく見えるかもしれませんが、実際はちょうどいい塩梅なんです。
やさしいお味ゆえに山椒での味変を忘れたまま・・・ごちそうさまでした!
この値段でこのレベルのうなぎを食べられるなんて、大阪住吉は幸せの国じゃん。
 
「次は特上だな…」と思いながらお会計。
お店の人に声をかけると柔らかな「まいど」と「おおきに」が返ってきて、「あ〜、関西だ〜」とほっこり気分でお店をあとにします。

▲自転車がなくなっていたので外観を再撮

(つづきます)
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