今年の6月下旬、我が家に突如としてアボカドブームが訪れました。
4個入りのパックを買って、それを食べ終えたタイミングで“アボカドの種は水耕栽培ができること”を思い出し、翌々日くらいに再び買った4個入りパックのうちの2個のアボカドの種を使って水耕栽培をスタート。

▲スーパーで買ったアボカド
1つは“湿らせたコットンを使って発根させる方法”、もう1つは“種に爪楊枝などをぶっ刺してお尻の部分(?) を水に浸すことで発根を促す”、というスタンダードな方法を採用。
前者は、アボカドの水耕栽培について調べているときに見つけた、「 ほぼ100%の成功率!」とうたう記事に書かれていたものです。
発根までの流れをざっくり説明するとこんな感じ。
- 実からできるだけきれいに取り出した種をよく洗い
- お尻の部分を少しだけカットして
- 茶色い皮を向いて
- 水で濡らしたコットンでお尻を包むようにして
- しばらく放置する(コットンが乾かないように定期的にコットンを湿らせる!)
※こちらのサイトを参考にさせていただきました
コットンは家にあった無印良品のもの、小さな袋は100均で買っていたものを。
リンク
「ほぼ100%の成功率!」のやり方に倣って、後者についてもお尻の部分をちょっとカット。
なお、妻による命名で前者のアボカドは「アボ」、後者のアボカドは「カド」と呼んでいます。

▲「アボ」

▲「カド」
2025年7月13日(アボ 12日目/カド 8日目)

▲「アボ」に変化が!
コットンが乾いていないか(だいたい3〜5日程度で乾く)を確認するたびに「アボ」のお尻を観察していたのですが、この日、ついに割れ目の中に根のようなものを発見!
数年前、母がアボカドの発芽に失敗していたのを見ていたので「難しいんだろうなー」なんて思っていたんですが…“ほぼ100%の成功率”を侮るなかれ、ですね。

▲「カド」はこんな感じ
「カド」はうっすらとヒビが入り始めた段階。
※「★日目」というのは、種を洗ってコットンなどにセットした日を初日としてカウントしています
2025年7月15日(アボ 14日目/カド 10日目)

▲根っこが出てきた
「アボ」のお尻から根っこが顔を出していました。
参考サイトでは「根が2〜3cm程度生えてきたら袋から取り出す」とあったので、もう少しコットンで包んでおくことに。
2025年7月17日(アボ 16日目/カド 12日目)

▲あっ…!!
「アボ」の根っこが曲がっている…!!
コットンでふんわりと包み、なるべくお尻側に圧をかけないように置いていたのですが…。
作戦失敗。
同じように置いてても、根っこは曲がっていく一方だよなあ…。
あらためて参考にしているサイトを確認すると、発根以降は“根が水に浸かっていれば良い”ことがわかったので、予定より早いですが水耕栽培用のカップに移動させることに。
あらかじめ購入しておいた、おしゃれな水耕栽培用ガラスカップの出番です。
リンク

▲「アボ」のお尻(断面部分)がうっすら水に浸る程度に。水はただの水道水です
水耕栽培用のカップに移したら、置き場所も明るい場所に移動します。
置き場所は「なるべく日の当たるところ」がいいみたいなので、パキラなどを置いている窓辺に。
直射日光が苦手なパキラのためにレースカーテンは開けられませんが、南向きの窓のそばなので日当たりは良好です。

▲「カド」にも変化が
この日、大きく裂け始めた「カド」のお尻にも根っこを確認。
「アボ」も「カド」も12日目で発根を確認しているので、だいたい2週間前後で起こるようですね。
2025年7月18日(アボ 17日目/カド 13日目)

▲容器を移し替えた翌日の「アボ」
「アボ」の根っこが昨日より伸びていることを見てひと安心。
2025年7月23日(アボ 18日目/カド 14日目)

▲「アボ」の根っこがグングンノビール
「アボ」の根は、根本(ややこしい…)が曲がったまま、その後はまっすぐに伸びています。
根っこも茎と同じように、先端が伸びていくんですねえ(なぜか「根は根本が伸びていくもの」だとばかり思い込んでました…)。

▲よーく見ると「カド」も根っこがひょっこりはんしている!
「カド」は種の色味が少し赤みがかっていて、「大丈夫なのかなー」とちょっと心配していたのですが無事に根っこが出てきました。
こちらはコットンに邪魔されないので、根本からまっすぐです。
2025年7月24日(アボ 23日目/カド 19日目)
「カド」も根っこが伸びてきたので、水耕栽培用カップに移し替えます。

▲朝に撮影した「カボ」
…といっても、こちらはスタバカップですが。
もともとは「アボ」にもスタバカップを使う予定だったんですけどね。
例の“おしゃれな水耕栽培用ガラスカップ”にひと目惚れしちゃったものですから…。
ひと目惚れなのに1つしか買わなかった理由?
店頭に1つしか在庫がなかったからです。

▲この日の夜に撮影した「カボ」
目盛りがあるので、朝の写真と比べると「カド」の根っこがいかに勢いよく伸びているかがわかりますね。
スタバカップ、便利だ。
2025年7月30日(アボ 29日目/カド 25日目)

▲だいぶ根っこが伸びてきた!
水は減ったら継ぎ足す必要がありますが(アボカドは水切れに弱い)、“根っこが水に触れている状態”がキープできていれば問題ないらしいので“途中で足す”のは今のところありません。
ただ、藻の発生を避けるために週1で水は全入れ替えしています。
(太陽光によって藻が発生するらしい)
発芽までの期間はだいたい1〜2か月ほど、ということはあと1か月くらい?
ちなみに、収穫とかは目指していないので発芽後も水耕栽培のままの予定です。
とりあえず、うまく発芽してほしいなあ〜〜。
(つづきます)
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