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初めてのスターフルーツ(追熟から実食まで)

10月某日、スーパーで”見慣れない緑色の果物”を見かけた。

それはリンゴやナシ、ミカンなどいくつかの果物が置かれた棚にあり、値札シールには「宮崎県産/スターフルーツ/199円(税込)」と書いてあった。

 

「スターフルーツ」といえば、当時ちょうど自分のなかで再ブームが来ていたゲーム『スターデューバレー』にも同名の果物が登場する。

 

農園で育てられる作物のなかでも最も高値で販売できるため、重要な財源として多くのプレイヤーが栽培しているフルーツだ(少なくとも私は、温室を利用して年中栽培&出荷している)。

この他にも、ゲーム内では実在する多くの野菜や果物を育てることができる。

・・・できるのだが、なかには本当にあるのかわからないものもいくつか出てくる。

実は「スターフルーツ」も、その”実在するのか疑わしいもの”のひとつだった(実在するかをわざわざ確かめるほど興味はなかった)。

 

そんな「スターフルーツ」が、目の前にあって、しかも値段(安値)をつけられているのだ。

声にこそ出さなかったが、心のなかでは「マジか!実在したのか!」というベタな驚き文句がこぼれていた。

10月29日(購入日)

▲購入初日に撮影。まだ青々としている

気がついたら買い物かごにスターフルーツが入っていた……というのは大げさだが、衝動的に買い物かごに入れたことは事実だ。

スターフルーツについて、Wikipediaにはこう書いてある。

スターフルーツ(starfruit、carambola、学名: Averrhoa carambola )は、カタバミ科ゴレンシ属の常緑の木本。和名は五歛子(ごれんし)。独特の形をした果実を食用にする。

原産は南インドなどの熱帯アジアで、東南アジア全域のほか、中国南部や台湾、ブラジル、ガイアナやトリニダード・トバゴなどカリブ海周辺、アメリカ合衆国のフロリダ、ハワイなど、熱帯から亜熱帯にかけて広く栽培されている。

日本では現在、沖縄県などで栽培が行われている。 果実を食用にし、生食やサラダ・ピクルス・砂糖漬けなどに用いる。

【引用】スターフルーツ – Wikipedia

フルーツとはいえ、サラダやピクルスといった野菜的な利用方法もあるらしい(ちなみに『スターデューバレー』内では生食のほか、ジャムやワインにも加工できた)。

食べたことがないので果実の味は知らないが、少なくとも砂糖漬けにすれば不味くなることはそうそうないだろう。

・・・が、ここはひとつ、スターフルーツ本来の味を堪能すべく生食をしようと思う。

●熟するまで

  • 熟するに従って果実の色が緑色から黄色に変わるが、熟しすぎる前の少しだけ青みが残っている時期が、果物としての食べ頃。サラダに入れて食する場合は、完熟していない青い状態のものを用いることが多い。
  • 果実の色が緑色の場合、熟させるため、20度前後の室温で保存しておくのがよい。
  • 熟した後は冷蔵庫内で保管する。熟してくると、果肉が柔らかくなるため、表面に皺ができやすくなる。

【引用】スターフルーツ – Wikipedia

購入したスターフルーツは、遠目に見れば”大きなピーマン”に見えるくらい青々としている。

サラダに入れるならこの状態でもいいみたいだが、フルーツとして食べるならまだ熟しが足りない。

ということで、追熟を自宅で待つことにした。

11月1日

黙って待つのも何だし、ということでツイートしてみた。

添付した写真はちょっとだけ明るく加工してあるが、無加工写真はこちら。

▲11月1日に撮影。こちらは明るさ補正なしの画像

購入して3日経っているが変化はない。

以下、その記録を追って紹介する。

11月2日

▲11月2日に撮影

まったく変化の兆しがない。

いや、気持ち黄色くなってるのか?

待ち遠しすぎるがあまりの目の錯覚かもしれない。

11月5日

▲11月5日に撮影

毎日見ていても埒が明かないなと、さらに3日過ぎたころ。

・・・あれ?

これ、確実に内側から黄色くなってきてないか?

なってきてるよね?

11月8日

▲11月8日に撮影

少しずつではあるが、これは確実に内側から黄色くなりつつある。

熟し始めているぞ!!

 

しかしながら、追熟とはこんなに時間がかかるものか。

追熟する果物の代表(だと勝手に思っている)「バナナ」はもっと早く熟すよなー、なんだったら腐るまでいくよなー、なんて思ってみたり。

まあ気長に待つしかないのかもしれない。

そういえば『スターデューバレー』の「スターフルーツ」も、ゲーム内の作物のなかでも種まきから収穫まで一番時間がかかるし、「スターフルーツ」とはそういうものなのかもしれない(スターフルーツに関する知識がゲームで見たレベルしかない男の思考)。

11月9日

▲11月9日に撮影

翌日、我慢できずにまた確認してしまった。

黄色みはあまり変わらないが、黒ずみが増えたような気がする。

本当にこのまま、さらに追熟させてもいいのだろうか。

少しだけ不安になったが、ここまで来たら待つしかない。

中途半端が一番ダメだ。

11月12日

▲11月12日に撮影

面によって差はあるが、全体的にだいぶ黄色くなってきた。

もう食べごろが近いのかもしれない。

「あと少し、あと少しの辛抱だ!」とさらに追熟を待つことに。

11月13日

▲11月13日に撮影

前日の写真と比べてもわかりやすく黄色くなっている。

ついに”その時”が来たのかもしれない!

・・・うーーん、でも、どうだろう。

 

あと1日だけ待ってみよう。

たぶんもうちょっと追熟いけるんじゃないだろうか。

11月14日(ついに実食!)

▲11月14日に撮影

どうだろう。

かなり立派に黄色く熟してくれたのではないだろうか。

ネットで調べて出てくる黄色いスターフルーツに比べると色が薄い気もするが、実際はこんなもんなんだろう。

「夜ご飯のあとのデザートにしよう」と決意した。

水洗いして、皮をむいて…

▲黄色く熟したスターフルーツをカット中

いざ食べようかというタイミングで、妻がひと言。

「冷やしたほうがおいしいんじゃない?」

というわけで、30分だけ冷蔵庫にイン。

 

・・・。

 

皮の向き方をネットで調べるなどして30分を過ごしたのち、待ちに待った実食の準備に取り掛かる。

  1. しっかりと水洗いし、表皮の汚れなどを落とす
  2. 両端(ヘタや先端)をカット(そこ以外の皮は薄いから食べられるらしい)
  3. いわゆる”星の角”の部分にあたる皮は固いので、ここもカット
  4. 程よい厚さでスライス(星型になるよう、縦ではなく横向きでカット)

スターフルーツのカットの方法は調べると意外とたくさん出てくる。

実食、その感想

▲「スターフルーツ」の名前の通り、星の形!なんとなくヒトデ感もある…

念願のスターフルーツ実食のときが来た。

果実が柔らかくフニャっとなるので、星というよりヒトデに見える。

ヒトデで言うところの両手を持ち、右足にかじりついてみた。

食感はシャリッとしていて、梨をちょっとしっとりさせた感じ。

味は酸味の強いリンゴに近いような・・・?

リンゴっぽい風味のあとで、クセのある独特な後味が口内に広がってくる。

これはたぶん、いろんなサイトで言及されている「果実の中心部に起こりやすい苦味やエグ味」だろうと推測。

今回は星型にカットしたため、苦味エグ味の部分までうっかりかじっちゃったのかもしれない。

 

「また買うか?」と聞かれたら、「少なくとも同じスーパーでは買わない」と答える。

沖縄でも栽培されているらしいので、例えば現地の道の駅なんかで見かけたりしたら買っちゃうかもしれない。

その場合は1個199円とかの手頃なものじゃなく、あえて高いやつを買っちゃうかもしれない(あるならば)。

でも、買ったところで全部を生食はせず、ほとんどを砂糖漬けにしてみるかもしれない。

 

 
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