隠れ家みたいな喫茶店でランチ
福岡市天神のすぐ隣、「親富孝通り」と呼ばれるエリアで営業している喫茶店「屋根裏 貘」に行ってきた!
雑居ビルの内側に向かってひっそりと生える細い階段を上ると、左側に引き戸が出現。これを開けると左にギャラリースペース、右に喫茶店があるのだ。今回は迷わず喫茶店側にイン。
レトロにレトロを重ねたような薄暗い店内、BGMはジャズ(このときは女性ボーカルもの)。うるさくなく、だけどしっかりと聞き取れるボリュームレベルでなんだかとってもアダルティ。
なお、時刻は13時40分。昼時をちょっと過ぎているからか、先客は奥のテーブルにご老人が1人だけ。ハットを被ったまま、椅子に深く腰を下ろし、静かにパイプを燻らせる。パイプからは甘〜い香りが漂ってきて、、、うーん、すこぶるカッコいい。
注文は来る前から決めていた「屋根裏弁当」(650円)。14時までのランチタイムはプラス200円でドリンクも付けられるとのことで、アイスコーヒーもオーダー。
程なくして、まずはコーラフロートとか入ってそうな脚の長いグラスでコーヒーが到着。ミルクとシロップもお洒落な器およびグラスに入ってる。いいぞいいぞー。
それから3分くらい経って、いよいよお目当ての”弁当”がご登場!
鉄製の鍋にご飯、できたての豚の生姜焼き、甘い玉子焼き、サラダが盛り付けられていて、サーブ時は鉄鍋らしく木の蓋が乗っかっている。
ちなみに鉄鍋は熱くない。なんとなく、弁当というよりちょっとぜいたくめな丼を食べている気分だ。
梅干しはカリカリタイプ。そりゃそうだ、弁当の梅干しはカリカリだと相場が決まっている。
終盤は鉄鍋を持ち上げてかきこみ、あっという間に完食! おかずに対してご飯の量が多めだから、きっとガツガツと食べ進めるのが正解なんだろう。
男飯って感じ。ごちそうさまでした!
食後の話
客も少ないし、この雰囲気をもう少し堪能しようと氷が溶け出したコーヒーをちまちまやっていると2人組のおじいさんがご来店。
2つ隣のテーブルに座るや否や、「作家性がどうだ」「あそこのギャラリーはどうだ」という会話がスタート!うーん、やっぱりすこぶるカッコいい!(2回目)
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr