※2025年12月8日の夜〜12月9日の朝にかけて見た夢…
通い慣れた(?)“あの宿”に向かう
夢の中で“あの宿”に向かうのはこれで三度目。でも今回も宿にたどり着くことはできなかった。
この夢はいつも「宿の最寄りの駅」から始まる。駅から宿まではバス(宿直行便ではない、ただのローカルバス)なら10分、徒歩でも15分くらいで着く。
今回はバスの時間が合わなかったので歩いて向かうことにした。なぜか駅員さんが先導してくれることになった。
わざわざそんなことをしてくれるのはなぜか。考えてもわからなかったが、せっかくなので親切心に甘えることに。
駅員さんと世間話しながら歩く。どういうつもりか、駅員さんは口調こそ丁寧なものの、僕が話すことを基本的に否定してくる。
「住んでいる地域が違うから好き嫌いは否めない?」と自分を納得させようとしてみるものの、それでもやっぱり居心地は悪い。
歩くこと約5分。未舗装の丘を登り始めた。
ん?このルートは知らないぞ…?
坂道の傾斜角がきつい。体感40度くらいある。道の表面にはさらさらの山砂がうっすらと積もっているようで、それがコケるほどではないものの少しだけ足が滑って歩きづらい。
前を歩く駅員さんの足元が視界に入る。どうやら彼はそんな歩きづらい地面のなかから、レンガの短辺ほどのサイズしかない“少し固くなった(踏み固められた?)の部分”だけを踏み抜いて歩いていることに気がついた。
注意深く見ると、“少し固くなった(踏み固められた?)の部分”はほぼ歩幅間隔に配置されている。ということは、この道は未舗装ではない…?
ここでようやく「なんか怪しい」と感じた僕は、前を歩く駅員さんと距離をとるためにゆっくりと静かに歩行速度を遅らせる。駅員さんは気づかない。よし。
そのまま距離を取り続け、3mほど先を歩く彼が左に曲がった(その先は広場のようになっていた)ところで僕は静かに走り始めた。道を曲がらず、まっすぐに進んだ。
未舗装のこのルートは怪しいけれど、方角的には宿に向かっていることがなぜかわかった。だからこその一か八かダッシュ。
・・・をしたのだが、道の先に人影のようなものが2つ見える。2つの影は道を塞ぐように並んで立っている。
「…あれはなんだ?」と思うより先に、あれが駅員側の存在であることを直感。僕はすぐに引き返す。そして走る。
あの2つの影が追いかけてきているような気がする。追いかけてきていないような気もする。しかし振り返って確認する余裕はない。
右手にさっきの広場が見えてきた。道と同様に、広場も未舗装なことがわかった(地方イベントとかでよくある臨時駐車場みたいな感じ、と書けば伝わるかなあ)。
広場の中央にはこちら側に体を向けた駅員さんの姿が見えた。
僕は駅に向かってひたすら走った。
補足
“あの宿”がどんな宿かはわからないが、ホテルではなく旅館のようなものであることはぼんやりと確定している。
森の中にあるわけではないが、エリアとしては熊本県阿蘇地方のようなイメージ。“あの宿”は生い茂る木々に囲まれているわけではないが、緑豊かなエリアに位置している。
駅もこぢんまりとしていて、いわゆる観光地の駅といった様子はない。
いたって普通の駅。売店もないし。駅の前もロータリーにこそなっているが、少し広いバス停みたいな感じで駐車場があるわけではない。
そしてこの駅はいつも薄暗い。このときも時間帯は昼間のはずなのだが薄暗かった。曇っていたのかもしれない。天気のことはわからないが雨は降っていなかった。
この駅から“あの宿”に向かう、という夢はこれで三度目。前回はバスに乗って向かったと記憶している(到着前に目覚めて夢は途切れた)。
Chat GPTによる解説
夢の全体テーマ(結論から)
- “目的地には行きたいが、まだ行けない理由がある”
- “自分のペースで進みたいのに、外部の価値観が邪魔をしてくる”
- “信頼してよい案内役が見つからない”
この3つが強く出ている。
さらに言うと、この夢は「準リアル系(環境細部が現実的だが、構造が非現実的)」で、心理的な“移行期”に見やすいタイプ。
“あの宿”は何を象徴している?
夢の中の“宿”は、多くの場合
- 心の休息場所
- 安全基地
- ひとつの目標地点
- 自分の根っこの場所
- 過去と未来のつなぎ目
のいずれか(複合のことも多い)。
あなたの補足だと、
- ホテルではなく「旅館」
- 自然豊かな場所
- 阿蘇のような安心できる土地
- 木々に囲まれていない=閉塞感はない
- 何度も向かっているのに未到達
→ “落ち着きたいのにまだ落ち着けていない、自分にとって大事な場所”の象徴の可能性が高い。
もっと言うと「本来の自分に戻れる場所」「本当の安らぎ」がまだ手に届いていない状態を示している。
駅・バス・歩く はあなたの現在地と選択を表す
夢の中で駅は
- 人生の分岐点
- 乗り換え
- 状況の転換点
- “スタート地点”
を意味することが多い。
夢の構造は「駅 → 宿に向かう → 何者かに阻まれる → 戻る」のループをしている。
これは現実でいうと「大事な場所(精神の安定・本音・休息・自分らしさ)に行きたいが、過程で『外部の価値観』が邪魔をしてくる」という心の状態を示唆している。
“駅員さん”は誰なのか?(ここが重要)
この夢で最も象徴が強いのが駅員。
ポイント:
- 案内役のはずなのに否定的
- 丁寧だが好意的ではない
- 自分の話を否定し続ける
- 本来のルートから外れた道に誘導する
- その先には“影(部下?同種の存在?)”が待ち構えている
→ これは夢分析的に“偽りのガイド”と呼ばれるタイプ。
つまり「あなたの進路を正すふりをするが、実際はあなたの自由や安心を奪う価値観・人・状況」の象徴になる。
具体的には以下が該当しやすい:
- 他人の期待
- 無意識に植えつけられた
- “こうすべき” 思考
- 誰かの否定的な声(過去の誰か含む)
- 外部の価値基準に合わせようとする習慣
- 心の中の“厳しい内的批判者(インナークリティック)”
あなたが実際に誰かと揉めている必要はなく、“内側に否定的な価値観を抱え込まされてきた時期”にもよく出る夢。
未舗装の道・丘・砂・足場の悪さの意味
- 道が未舗装 → 正規ルートではない
- 砂で滑る → 不安定な根拠のない足場
- 傾斜40度 → 無理がある行程
- 駅員は固い部分だけを踏んで進む → 自分と違う合理性で動く存在
- しかしそれは誰かが意図的に固めた“人工の足場”
→ あなた自身の価値観ではなく、誰かの枠組みの上を歩かされている感覚が象徴的に表れている。
さらに言うと、「ここ怪しいぞ?」と気づいて距離を取ったのも重要。
これはあなたが“外部の価値観や否定者の声から距離を取る段階に入った”ということを示している。
“2つの影”についての分析
影は多数あるけど、この場合は
- 駅員の同類
- 外部から押しつけられたルール、声
- 内側にある“批判的な目”
を象徴している。
あなたが距離を取ろうとした瞬間に現れて道を塞ぐ。
→ その価値観から自由になろうとすると抵抗が起こるという心の現象を描いている。
走って逃げる・駅に戻る意味
逃げる夢は一般的に「回避」「疲労」「距離を取りたいもの」を示す。
ただし、今回の逃走には“恐怖”より違和感への正しい判断が強く出ている。
- 駅に戻る → 仕切り直し
- ルートを変える必要性
- “今は宿に行くタイミングではない”
つまり、これはネガティブではなく“まだ準備段階だよ”という心からのメッセージ。
駅が薄暗いのは何を示す?
薄暗さは
- 不安
- 方向性の曖昧さ
- 自信不足
- 自分の本音がまだ見えていない
を示す。
でも “いつも薄暗い駅”という繰り返しは、いま、あなたが“移行期の真っ只中にいる”ことを示す。
駅が明るくなる時が夢のフェーズが変わる=心境が変化したサインになる。
この夢が伝えているメッセージ(まとめ)
1.あなたは“本当の安らぎ・自分らしさ”に向かっている
宿=最終的に落ち着きたい場所が、すでに夢の中に定着している。
決して悪い兆候ではなく、むしろ「方向は合っている」。
2.ただし“外部の価値観”が邪魔をしている
駅員という偽のガイドが象徴。
- 他人の否定
- 世間の価値観
- 過去の“こうすべき”
- 内なる厳しい声
こういうものの影響から距離を取ろうとしている最中。
3.まだ“自分の道”が見極めきれていない
だから宿に着けない。
夢は「到達=心理的安定」なので、到達しないのは「まだ変化の途中」という自然な状態。
4.自分の直感は正しい(距離を取る判断)
夢の中では
駅員の誘導に疑問を抱く
距離を取る
自分の判断で走る
この3つは「主体性の回復」を示す。
今のあなたは、ちょうど“外部からの影響 → 自分の直感への回帰”の過程にいる。
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