筥崎宮とその参道で初夏の花々を観賞できるということで行ってきました。
「参道花めぐり」とは
6月は筥崎宮の境内にある「あじさい苑」のアジサイ、参道沿いにある「神苑花庭園」のユリ、筥崎宮の社坊(※)である「恵光院」の菩提樹の花を一度に楽しむことができます。これを筥崎宮「参道花めぐり」と呼んでいるそうです。
「神苑花庭園」は年中開いていて季節ごとの花を観賞できますが、「あじさい苑」が開園するのは毎年6月1日~30日のみ。さらに菩提樹の開花は6月初旬ということで、この3スポットで花を観られるのは6月の間だけなんですねー。
※「社坊(しゃぼう)」:神社の世話をするために神社の中、または近くにつくられた寺のこと(「コトバンク」より)
1.神苑花庭園
神苑花庭園は天正15年(1587年)豊臣秀吉が箱崎大茶会を開いてより400年、地下鉄2号線「箱崎宮前駅」開通などを記念して昭和62年4月開園しました。園内は冬ぼたん、春ぼたん、ユリなど四季折々に咲く花々と、京都より取り寄せた松、苔、石を組み合わせた枯山水を楽しめる本格的な回遊式日本庭園です。
※筥崎宮HPより
というわけでさっそく。今回は参道から神社側へ攻めていくルート、ということで、まずは参道の真ん中付近にある「神苑花庭園」へ。
入園料は300円。園内は意外に広く、ユリだけかと思っていたらユリ以外にもアジサイなど数種の花が咲いており、結構見応えありました。じっくり回って、20〜30分程度。
トケイソウの実物は初めまして。RPGに出てきそうな不思議な形。。本来はもっと花びらがグッと持ち上がって、まあるく花開くようです。見ごろはもうちょっと先?
2.恵光院
筥崎宮の社坊である座主坊の末寺。燈籠堂前の菩提樹は毎年6月初旬に開花し、甘く清々しい薫りを境内に漂わせます。見頃にあわせて、宗祖弘法大師様の誕生を祝う「菩提樹まつり」が開催されます。
※筥崎宮HPより
続きましては、境内の菩提樹が見ごろという「恵光院」へ。先ほどの花庭園から参道を神社側に進むと右手にあります。今日は満開ということで「菩提樹祭り」が開催中。境内には日本茶やお菓子の出店が3、4つ並んでました。
境内の真ん中にある菩提樹、なんと樹齢200年なんだそう。一帯には花のいい香りがふわぁ〜っと漂っておりました。そりゃ虫も蜜を求めてやってくるよ、ってくらいに香ってました。
3.あじさい苑
平成の御大典を記念し平成3年に、境内の西奥に作られた神苑。6月になると御社殿を借景として色とりどりのあじさいが咲き競います。その美しい花景色は訪れた多くの参拝者の心をなごませています。
※筥崎宮HPより
最後は、筥崎宮の境内の西奥にある「あじさい苑」。園内には約100種3500株のアジサイが咲いているそうです。入り口に「見ごろ」と書かれたボードを発見、これは期待。
入園料は300円ですが、「神苑花庭園」の入園券があったので100円割引に。
これは逆のパターンもあって、「あじさい苑」の入園券があれば「神苑花庭園」の入園料が100円割引になるようです。
アジサイってまあるく咲いてるやつの印象が強かったんですけど、品種によってはそうじゃない咲き方のものがあったり、「これもアジサイ?」というようなものもあったりとでバラエティに富んでいました。
花めぐり、いいもんですね。なんだかんだ3スポットを1時間ちょっとかけて楽しみました。なんだか心が洗われるようだ。また来よう!
おまけ
ドローンみたいな形のアジサイ。飛びます(飛びません)。
●参道花めぐり(筥崎宮)
http://www.hakozakigu.or.jp/hanameguri/
2018年も行ってきました!
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr