思いつきライナーノーツ。
本日は3月10日にYoutubeにアップした曲「青春のSDC」のライナーノーツ。
「かすてら団」という名義で入り浸っていたネット掲示板『作曲できる奴ちょっと来い 』 についての思い出を歌ったものです。その掲示板に投稿されていた無数の楽曲データをまとめていたサイトが閲覧できなくなったことをきっかけに作りました。
掲示板に曲を投稿し始めたのは2008年8月。
2009年6月には「仕事が忙しい」といったリアルの都合により掲示板を離れました。居着いていたのは10か月ほどでしたが、振り返ってみればそれなりに意味のある10か月でした。
私が最初に入り浸ったネット上の音楽コミュニティ『メロディ職人』(これはアプリの名前ですが・・)を出身の村だとすると、『作曲できる~』は初めて一人暮らしをした町のような場所です。
今回のことに関しては、町のありとあらゆる歴史や資料を保管していた図書館が火事で全焼してしまったような感覚、とでも表現すればいいのでしょうか。
資料にあたるものは各個人から寄贈されたようなものなので、その人にまでたどり着ければある程度はまた集まると思います。ですが、町には数年の歴史があり、失った資料の数は膨大です。ましてやコツコツと保存されていた歴史については、まずもって収集しようとしてもしきれないでしょう。
町の最盛期に関わっていた人たちは、当時は学生でも今は社会人。時間の成約があります。
正直なところ、最近はあまり盛り上がっていなかったそうなので、いいタイミングといえばいいタイミングなのではないでしょうか。
誰が始めたのかわからない企画なので、誰が終わりを決められるわけでもない。となると、誰も避難されないこの強制終了が、やっぱり一番よかったんですよ。
たぶん。
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr