集団存続に貢献 勤勉アリの「交代要員」 北大など確認
http://mainichi.jp/articles/20160217/ddm/012/040/045000c
今日、とても興味深い記事が更新されていました。要するに、働き蟻のうちの数割は働かないためにただの怠け者だと思われていたけど、実はただの怠け者じゃなくて、いままで働いていた蟻が休みだすタイミングで代わりに働き始める”予備軍”だった、ということが研究でわかったんだそうです。
組織における合理的な仕組みをあんなに小さな生き物がフツーにこなしてることに驚きますね。種族が長く生き残るための知恵が遺伝子レベルで伝わっているのは神秘的だなあ、と。同時に組織としては人間負けてるんじゃないかなあ、企業でも各個人が持てるいっぱいいっぱいの案件を抱えがちな日本人なんか特に、なんて思ったりして。そもそもある程度の余裕を確保したうえでは回せない社会ってのがもうあれなんでしょうか。
いままで話のネタとして”働かない働き蟻”という話題を使うことがあったけど、もうバカにはできませんね。蟻さんを見習わないと。でも、これを一人が見習ったところで、それは結局ただの怠け者としか評価されないでしょうけどね。
辺境の日曜音楽家。フトアゴとレオパ。鈴木絢音さん推し。※ゲーム実況はやっていません|https://lit.link/lrfr