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Bob Dylan Concert at Festival Hall. April 11, 2016

   

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4月11日(火)、大阪はフェスティバルホールでボブ・ディランを見た。ほぼ定刻通りの開演-終演。一夜明けたいまでもまだ消化しきれてない感がちょっとある。なにせ初ディラン。

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ざわついたホール。開演の時刻に近づくにつれて、次々と席が埋まっていく。

客席の年齢層は高い。

27列目から見える会場には白髪や頭皮が目立っていた。

スーツ姿の人もいる。仕事終わりの(もしくは早退してきた)サラリーマンだろうか。

海外の人もいる。Tシャツにサンダルだ。いずれにせよ、年配が大半を占めている。

 

コンサートのイントロダクション的にアコースティックギターがコードを刻み始めた。

ジャキジャキと鋭いながら、どこか哀愁のある響き。

同時に照明が落ち、会場には溢れんばかりの拍手と歓声が響き渡る。

ギターの音の後ろで、暗いステージ上にバンドメンバー、そして今夜の主役が登壇した。

一層強くなる拍手と歓声。指笛の音も聞こえる。

イントロダクションが鳴り止んだあとですぐさま他の楽器隊の演奏が加わり、一曲目が始まる。

ボブ・ディランがマイクの前に立ち、歌い出した。

 

曲目は想定通り、前公演から変わらず。が、どの曲が来るのかわかっていたところで関係ない。本物はそんな前情報の有無をものともしない迫力がある。

いままで、てっきりボブ・ディランは伝説(空想)の生き物だとばかり思っていた。

けど違った。

その日、ボブ・ディランは僕らと同じ空間に確かに存在していて、そして彼は計20曲を歌ってくれたのだ。楽しそうに、年甲斐もなく時折体を揺らしながら。

 

シンガー、ボブ・ディラン。

いまやロックミュージシャンというより、こっちのほうがしっくりくる。ギター弾かないし、ピアノ弾いても歌に対する合いの手的に同じメロディを延々繰り返すし。ハーモニカはファンサービス程度の演奏だし。

人の曲は綺麗に歌うくせに、自分の曲はこれでもかと崩して歌うし。

あ、でも、確実に丸くなってきてるぞ、この人!

「アリガトウ!」なんていままでだったら絶対言わないだろう!どうした、ボブ・ディラン!

 

もう日本には来ないのかなあ。もしまた来るのなら、そのときは複数公演見たいと思う。

 

大分県生まれ、熊本県育ち、福岡県在住。日曜音楽家として音楽制作、駄文筆家として本ブログの執筆を行う。そのほか、"撥弦楽器をこよなく愛するサボテン男"、"孤独のグルメごっカー"なども自称。代表曲は「マインクラフトのうた」「Paris 1920’s(『KORG M01D Super Users Official Compilation vol.1』収録)」など。

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